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日記艦艇
#一般公開
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大湊基地のイベントに行きました。
呉の体験航海応募するかな〜どうしようかな〜とふわふわしてるところに、大湊での体験航海当選のハガキが来て即ホテル予約。(呉はやめた)
その後イベント当日の天気予報が思わしくなく開催が22日から予備日の23日に変更されることになり、21日のホテルをキャンセルするのもなあ〜ということで二泊三日でのんびり。

-9/21
大湊は一度来たことがありますが、その時は八戸に泊まって大湊では基地だけ寄って帰っただけだったので、下北駅〜市街地を歩くのは初めて。
駅から主要な繁華街まで徒歩で1時間近くかかるのは面白い土地だなあと思います。途中のご飯屋さんに入ったり誕生月なのでケーキ屋さんに寄ったり。
ホテルはちょっとお高めのところで(他のホテルは予約埋まってて…)夜と朝で2回温泉入ったり、持ち込んだケーキを食べたり、なかなか楽しかったです。
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-9/22
予報通り雨、車の免許もない人間なので街中を適当に歩いてました。ランドリーに入り、おしゃれなご飯屋さんで食べ、観光案内所で時間を潰して…案内所の2階ではジオパーク https://geopark.jp/ の展示があり、何も考えずふらふらと。初めて聞いたジオパーク。

青森の地形、地層、生態などに関する展示(確かに面白い形してますよね青森)や、突然海自のPRブースがあったり、発電エネルギーに関する展示(原発の廃棄物を一時保管する六ヶ所村も青森でしたね)、海洋の生態などを研究するJAMSTECの展示(むつ市の津軽海峡側には北極圏で調査する船「みらい」を有する研究所があります)と個人的には楽しかったですが、なかなか重たい土地ですね青森。
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「みらい」の前身、原子力船「むつ」の模型も。

15時になってすぐホテル(1日目とは別)にチェックインし、夕飯に出るまでのんびり。このとき青森は数日前から急に気温が下がりホテル側も空調切り替えができなかったそうで、ストーブの貸し出しがありました。おもしろいな青森。
夕飯はおでんを提供しているお店が気になったのですが臨時休業なのかやっておらず、代わりに近くの中華屋さんへ。お店の数自体はちょっと少なめですが美味しそうなお店ばかりで、どこに行くか悩むのも楽しかったです。

-9/23
7時前にチェックアウトしてバスで基地方面へ。早く行く分にはね!陸奥湾にはちょうど艦2隻が基地に入港中でした。護衛艦ゆうぎりと海洋観測艦わかさ……また横須賀の艦じゃん!!ほか、大湊に来ていたあいしまが出港していました。
朝日できらきらした景色の中を撮るのは好きなので上に下に忙しく移動しながら撮ってました。近隣の方すみません。
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会場に入り受付を済ませて案内されたのは護衛艦おおよどでした。動くあぶくま型は貴重だヤッター!今回2隻が動くことになっており、もう1隻は護衛艦しらぬい。大湊で一番新しい艦です。もともとはしらぬいではなく護衛艦はまぎりの予定だったのですが、諸般の事情で…はまぎりも見たかったなあ。
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出港までは時間があり、艦内をあちこち見学。
ゆったりした空気の艦橋、展示パネルを並べた士官室、まったりしてる機関室、通路と同義な食堂、艦尾の空間(ここも体験航海なら見学できるのは密かに嬉しい)からラッタルを登って後甲板に行くと、ちょうど入場前に見ていたわかさが入港していました。しらぬいが着いてる桟橋に着くようです。
いいなあ!!!!!!(わかさは秘匿性の高い艦で一般公開どころか近くで見る機会が滅多にない)前甲板からは釜臥山が綺麗に見えました。
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オタクが大好きな艦内神社。大淀川が流れる宮崎の神社を祀っているそう。
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食堂を見学できたときに見てしまうもの、艦内図書、アイスケース。

艦内見学2週目に入り艦橋でたむろしていたところ、「来たか?」「まだです」「今着いたそうです」というような会話が。どうやらゲストがいらっしゃるようで、しばらくすると後甲板を映したカメラには隊員さんが2列で整列している様子が。ゲストの一日艦長任命式だったようです。
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艦長も到着したということで、出港も近そう!「いつか体験航海に乗れたらここに行ってみたい」と思っていた場所へ。事前に隊員さんと話していたため、部屋に入ってすぐ「もうそろそろだよ」と声をかけられました。
機関室で、エンジンがかかる瞬間が見たい(聞きたい)!
以前別の艦で、機関室見学中にエンジンがかかり、「自分が乗っている鉄の建造物が動き出した」感覚にとても興奮したのでそれを味わいに来ました。

とは言いつつもすぐつけるようではなく、またしばらくはまったり喋ってる隊員さんたち。途中任命式に出ていた隊員さんが戻ってきて「なんかゆうぎりがいましたね」「"ホテル"はまぎりじゃなくて?」「"アルファ"あまぎりと"ホテル"はまぎりって付くのはなんで?…」「あまぎりとはまぎりの事故ではここ(機関室)まで浸水したって聞いた」「僕が知ってる海自の事故っていったら陸奥湾の事故っすね、当時横浜で見てました」と突然まつゆき(陸奥湾の事故被害艦)関係の話題が挙がってヒュンッとしました。
気づくと隊員さんたちがあちらこちらに連絡を取ったり指差しで機器を確認したり真面目な空気に。そして「ゴコン…」とそれほど大きくない騒音が響いて……
あっもうこれ主機起動してる!?
前回の体験よりとても静かでした。こんなに違うんだ〜もっと騒がしかった印象があって…。こういう差が面白くてすきだな。
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外に出ると艦はすでに桟橋を離れており、回頭するところでした。外はエンジンの音めちゃくちゃ騒がしかった。内と外で差がありすぎる。出港はこちらが先のようで、出港準備をしているしらぬいを横目に先に進んでいくおおよど。…なんかしらぬいの方、音楽隊の演奏付きで見送られてる。隣のわかさではこちらに大きく手を振っている人がいました。かわいい。

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大湊最新鋭の艦を、大湊のトレードマーク釜臥山をバックに撮れるのはこちらの特権だよね!とバシバシ撮りつつ、艦橋上の伝声管から小さき人の「はやくかえりたいです」の声が艦橋に伝わり「「「フフフッ…」」」と笑いに包まれつつ(出港からは1時間経ってない)、2隻である程度進んだところで展示が始まりました。まずは後ろを走っていたしらぬいが至近距離でおおよどを追い越す近接運動のパフォーマンス。鉄の巨体が海上でお互い走りながら近い距離ですれ違う、なかなか無い体験でした。
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子供の無邪気な声も微笑ましいですが、細かく相手との距離を測って通達するくらい神経を使う行動なんだなと。

今度はおおよどがしらぬいを追い越し、再び小さい先輩が大きい後輩を先導する形に。
次の展示はSH-60Kのホバリング。艦が横を通り過ぎる間ずっと海上を滞空…してないね?!低空でちょっとずつ進んでるね!?
続いて来たのはミサイル艇わかたか。えっ君どこから来たの、まさか小樽から…!?ミ艇にしては大人しい(失礼)速度で横を通り過ぎました。それより一般の人乗ってない?まさか小樽から????
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ここで2隻で一斉回頭して来た道を戻り、航空機P-3Cの飛行展示が……「どこ?」「あれ?」「もっと近いと思ってた」「日和ったな」と艦橋で散々言われながら飛んで行きました。
先ほどのミサイル艇も再びすれ違い、今度は面目躍如、白波を立てながら戻っていきました。一般の人大丈夫かな。小樽まで行くのかな。
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再び「はやくかえりたいです」と伝声管から響き、艦橋にいた人たちが苦笑しながら「あともうちょっとで着きます」と返事をした通り。ゆっくりと大湊の桟橋に戻っていきました。下艦タイムには蛍の光まで流して……しっとりした空気の中ほかの人たちが降りるのを待っていると、蛍の光から突然勇ましい軍艦マーチに変わり、あまりの温度差に周りがざわついていると急に音楽が止まって小さく「スミマセン…」の声。ドジっ子らしい。
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朝に寄港したゆうぎりはもう出港するようで、それを眺めてからイベント会場へ。体験航海が一番の目的でしたが、今日は基地開放イベント!
各部門の展示を眺め、ギリギリ買えた海自カレーセットを食べ(オーソドックスなまきなみ、トマトが強いすずなみ、バナナのようなフルーツの甘みが強いはまぎり、中華のような25航空隊)、海自ねぶたでちょっと学生の頃作った神輿を思い出し、スタンプラリーもこなして、売店を眺めて…
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北洋館を見学しました。大湊に来たら行こうと思ってた史料館です。立派な、歴史を感じる内装で、廊下には良い感じに思い出の品が飾ってありました。年季が入った大きな結索標本も。こんなに立派な結索標本を作ってたんだなあと眺めていたら、隅に「護衛艦にれ運用科作製」の文字が。
にれは米軍から貸与された、小さめの艦です。
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メインの資料室は1/2が戦前戦中のもので、1/4が戦後すぐ、残り1/4がこれまで大湊に属していた艦たちの資料でした。そのところどころににれが使用したもの、贈られたものなどが飾られており、他の既に退役している艦の遺物も所狭しと飾っている様子を見ると、大湊の愛の重さ半端ねえ…と思いました。

貸与艦の遺物をこうして展示しているところは少ない印象です。スペースの都合もあると思いますが、国産の護衛艦の目覚ましさ、「米軍貸与艦」という不名誉もあるでしょうか。大湊はそれらを抜きに「大湊に属した艦として」敬意を持って飾っている気がしました。他の貸与艦は影薄かったけど、にれの乗員がにれのことを大事に思ってたんだろうなあ。
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会場を後にて大湊駅まで歩き、電車でのんびり帰りました。
充実した三日間でした!
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